老人ホームの食事改善…「ワタミの介護」が果たした役割|実は知らない老人ホームの真実【第30回】

ホームの食事はワタミの介護進出により向上

実は知らない老人ホームの真実【第30回】 小嶋 勝利 2020.9.17 幻冬舎ゴールドオンラインより

いい老人ホームだと近所で評判だったのに、入居したら酷い目に遭った――。老人ホーム選びでは口コミがまるで頼りにならないのはなぜか。それは、そのホームに合うか合わないかは人によって全く違うから。複数の施設で介護の仕事をし、現在は日本最大級の老人ホーム紹介センター「みんかい」を運営する著者は、老人ホームのすべてを知る第一人者。その著者が、実は知らない老人ホームの真実を明らかにします。本連載は小嶋勝利著『誰も書かなかった老人ホーム』(祥伝社新書)の抜粋原稿です。

  

ホームの食事はワタミの介護進出により向上

 

有料老人ホーム業界の食事に影響を与えた、「ワタミの介護」について触れておきたいと思います。

 

「ワタミの介護は有料老人ホームの食事の品質向上に貢献したホームである」。これが私の評価です。それまでの老人ホームの食事は、おおむね酷いものでした。私の勤務していた有料老人ホームでも、入居者やその家族から食事に対するクレームが来ない日はありませんでした。そのくらい、お粗末だったと自覚しています。

ワタミの介護が参入したことで食事の質が飛躍的に上がったという。

 

リスク管理という立場から「刺身は出さない」「餅も出さない」は当たり前でした。大勢で同時に食事をしなければならない事情から「麺類は出さない」も、当然でした。同じものを同じ企画で大量に提供しなければならないために冷凍食品を多用し、水分が飛んでパサパサだったり、逆にぐじゃぐじゃだったりと、品質が一定していませんでした。

 

「お願いだから、まともな食事を出してほしい」と、真剣に懇願されたこともありました。しかし、当時多くの有料老人ホームでは、すべて「仕方がないこと」だという認識でした。給食事業者に改善を申し入れても「対応します」というだけで、実際には何も改善しませんでした。心ある介護職員らは、自分たちではどうにもすることができない食事環境を少しでも改善したいと考え、「外食レク」を計画し、介護職員同士をやり繰りして入居者をホーム外の食事に連れ出すという奇策で対応していたものです。

 

その中で、ワタミの介護が本業の外食事業者の立場で参入したことで、飛躍的に食事の質が上がりました。食事の質が上がると、それにひきずられるように食事環境の質も上がります。それまで、プラスチック製だった器が陶器製に代わり、暖色系が多かった器が黒色系で高級感があるものに代わり、トレーの代わりにマットと箸置きがつくようになりました。有機野菜、無農薬野菜、黒毛和牛、天然マグロなど、今では普通になっている食事も、ワタミの介護の出現によるものだと、私は思っています。~後略

幻冬舎ゴールドオンライン

ワタミの宅食の背景にはこのような事があったのです。

ワタミの宅食の歴史を見ると

1978年、食材セットの宅配を行う有限会社長崎ディナーサービスが誕生しました。1987年、社名を株式会社タクショクに変更し、2008年にワタミグループの一員となりました。

2012年には、事業ブランドを刷新。展開している高齢者向け弁当宅配などの事業の総称を、「ワタミの宅食」へ変更しました。

【ワタミの宅食ダイレクト】

との事で、ほんの10年ほど前のことです。

そして、これらの実績から冷凍弁当の本格的な販売となっている訳です。

さらに、ワタミでは、美味しさへの努力を欠かしません。

冷凍弁当だから、宅配食だから、介護食・病院食…だから、と色々なイメージをお持ちだろうと思います。

世の中で大きくなっている会社は決して様々な努力を怠っていないのです。

冷凍弁当・宅配食は、急速冷凍技術の進化と共に、家庭では実現できない美味しさを表現できるようにもなって来ています。

例えば、リンゴ・生卵・トマト・干し柿・プリン・ヨーグルト・チーズ蒸しパン・大根おろし・きのこ類などは、冷凍することで美味しくなる!味がより馴染む!よりひきたつ!と言います。

しじみは冷凍保存することで、オルニチンが4~8倍!にんじんは、免疫力をアップさせたりお肌の調子を整えてくれるカロテンが2倍!シイタケのうまみは3倍など、栄養価が上がることも分かっています。

詳しくは、こちらをご覧ください。➡急速冷凍効果・食品の安全について

ワタミの美味しさへの努力

おいしさへのこだわり! わたみのかさねだし
じっくり取った4種のだしを絶妙ブレンド

出汁
白だし

定番の「かつお節」「昆布」「しいたけ」に加え、意外な隠し味! それが、旬の時期に収穫したものだけを使った、「白菜だし」です。

低温でことこと煮込み、手間を惜しまず引き出した4種のだしを、プロの料理人が独自にブレンド。奥深い旨み、ふくよかな香りが、塩分に配慮したとは思えない、豊かな味わいを実現しました。

お客さまアンケート(冷蔵惣菜)を毎週実施!

アンケート

冷蔵のお弁当をお届けするワタミの宅食では、8年以上の長きにわたって、毎週約400名のお客さまに、商品アンケートを実施。その結果は、冷凍惣菜にもしっかり活かされています。独自の分析手法から浮かび上がるお客さまの声で、今日もおいしさが進化し続けています。

レンジでチンした時に一番おいしく!

試食

できたてを急速冷凍して、おいしさを封じ込めるだけでなく、レンジで温めた時、一番おいしくなるように、社内でも定期的に試食をして、工夫を重ねています。
例えば、チーズはあえて加熱しないまま冷凍すると、チンした時、とろっとろになる。パスタは茹で時間を長めにすると、レンジの熱で固くならないなど、お客さまの立場で考えています。

まとめ

【ワタミの宅食ダイレクト】は、メニューを見て頂くと変わったメニューはありません。

いつでもだれにでも美味しいと思われる食事です。

⇩こちらからメニューを見られて購入できる公式サイトへ行けます。しかし、販売ページへの行き方がありますので下をご覧ください。

「①いつでも三菜」3種のお惣菜セットのページは、➡こちら

「②いつでも五菜」5種のお惣菜セットは、こちらのページへ、➡「安い!ワタミの冷凍弁当おかず3種:390円!5種:490円!定期購入はさらにお得!種類と申込方法!ワタミの宅食ダイレクト

 

老人ホームの食事改善…「ワタミの介護」が果たした役割、つづき

一番最初に出ていた記事「老人ホームの食事改善…「ワタミの介護」が果たした役割」について、実は、この後がとても考えさせられるものがあり、かつ、忘れてはならないことに思いますので、ここに残りの略した部分を転記しておきます。

情報と世の中の風潮を私たちがどのように取り入れ判断しなくてはならないかについてです。興味のある方はご覧ください。

実は知らない老人ホームの真実【第30回】小嶋 勝利 2020.9.17 幻冬舎ゴールドオンラインより

行政など公の機関から情報を入手する悲劇

 

多くの読者の皆さんは、行政などから発信される情報は正しいに違いない、と考えていると思います。私も、行政など公的な機関、組織から発信される情報は正しいと考えています。しかし、私はまた、公的機関から発信される情報は「現実的ではない」「実務には役に立たない」「新鮮味が無い」とも考えています。

 

理由は明白です。公的機関が発信する情報は、常に正しく、根拠がある情報でなければなりません。そのためには、有料老人ホーム側から一連の申請行為などを通して自己申告のあった事実や、自身で現場に出向いて入手した事実でなければ、発信することはできません。「なんとなくAホームはおかしい」などとは、絶対に言えない立場なのです。

 

したがって、行政から発信される多くの情報は、われわれ専門家が入手している情報と比べると、かなり古い情報にならざるをえないのです。さらに、これも当然ですが、公的機関が発信する情報には、個人的な見解や好き嫌いは一切入っていません。

 

有料老人ホームのことを知らない方からすると、一番欲しい情報とは、老人ホームをどのように見れば、ホームの良し悪しがわかるのか、というものです。そのためには、「最近のBホームは、経費削減で介護職員の数が減ったので外出レクリエーションが無くなった」とか「Cホームは理学療法士が常駐しているのでリハビリの評判が高い」といった話を聞くことが重要です。当然、介護職員が少ないホームはアクティビティも消極的になり、理学療法士が常駐しているホームはリハビリも充実している、ということになります。そこで働いている職員の数や質で、ホームのサービスの質もある程度決まっていくのだということを、理解しなければなりません。そして、自身の事情を解決するためには、どこのホームが一番向いているのかを理解することが、重要なのです。

 

客観的で間違っていない情報は、論文作成には役に立つと思いますが、老人ホームに入居を考えている高齢者やその家族にとっては、役に立たない場合が多いのです。老人ホームのことを理解しようとする場合は、必ずしも客観的な情報が役に立つのではない、ということを知ってほしいと思います。

 

最近、有料老人ホーム関連の雑誌やテレビ番組が増えています。それだけ、興味のある方々が増えてきている証拠です。大前提として理解しておかなければならないことは、雑誌は売れなければならないし、テレビは視聴率がすべてだということです。したがって、売れるように編集したり、視聴率が取れるように構成を考えます。特に雑誌やテレビは、短期決戦なのでインパクトが肝心です。多少間違っていても、そう解釈することもできるという判断で、誇張して表現することも少なくありません。

 

雑誌やテレビ、ネットで情報を収集する悲劇

 

最近はそれほどでもありませんが、以前は私の勤務先にも雑誌を握りしめ「この雑誌に記載されている有料老人ホームのことを詳しく教えてほしい」という相談者が、かなり来ました。そのような相談者の多くは、詳しくホームの説明を受け、さらに他のホームとの比較を説明され、ホームの見学を完了するころには、それまで握りしめていた雑誌を放り投げて他のホームへの入居を検討し始めるパターンがほとんどです。それくらい、雑誌の情報は当てにならないし、リアルな世界を知ってしまうと、一気に色あせてしまうものなのです。

 

雑誌やテレビ、インターネットなどは、その活用方法さえ間違えなければ、非常に効果的な情報ツールです。しかし、活用する側の人に、一定レベルの知識や経験が無いと誤解や勘違いが生まれ、結果として不幸になってしまいます。なぜなら、雑誌やテレビ、インターネットもすべて、実態を網羅しているわけではなく、一部分を切り取っているだけなので、切り取る方法によっては、薬にも毒にもなってしまうからです。

 

多くの方は、過去に有料老人ホームに入居した経験は無いはずです。ここで私が言う「経験」とは、ホーム探しから入居の手続き、入居生活から退去までの一連の行動のことです。もちろん、入居者としてだけではなく、その家族としての経験も重要です。もっとも、多くの入居者にとって退去とはイコール死去なので、退去までの一連の経験を生きて経験をしている人は少ないと思いますが……。

 

この体験が、実は重要なのです。この経験がある人は、雑誌やテレビ、インターネットなどから入手する情報に対し、「この情報はよくある話だが、それほど気にしなくてもよい情報だ」という判断ができ、自身で正しい評価が下せるからです。

 

仕事を進める上で必要な情報を集めていると、自分にとって都合の良い情報ばかりを求めている自分にハッと気がつきます。そんな時、人は、他の人に見解を聞いたり、考えを聞いたりするのですが、心のどこかで、自分と違う見解や考え方の場合、「この人はわかっていないな」と勝手に評価し、自分の見解や考えを正当化しようとしてしまいます。自分の経験を通じて正しいことを得るのは重要なことですが、自分と違う考えを冷静に受け入れることも大切です。

 

有料老人ホームに関するメディア情報は、この冷静な判断を阻害する恐れがあります。自分と同じ見解が雑誌に載っていた場合、それが正しいことを確認しようとネットでキーワード検索をすると、自分と同じ意見がたくさん出てきます。「これほど同じ考え方の人が多いということは、きっとこの考え方は正しいはずだ」と思ってしまいます。

 

ネット検索などでDホームと検索し、口コミ情報でDホームの悪口が出てきた場合「多くの人たちが悪く言っているのだからDホームは悪いホームに違いない」と考えないでほしいのです。

 

小嶋 勝利 株式会社ASFON TRUST NETWORK 常務取締役

幻冬舎ゴールドオンライン

偏見やイメージで物事を判断し、言葉を発することの怖さがあります。

この記事の元となっている本はこちらより購入出来ます。

小嶋勝利著『誰も書かなかった老人ホーム』(祥伝社新書)

先日、唐揚げが手抜き料理だという言葉への炎上がありました。

では、冷凍弁当はどうなってしまうでしょうか?

活用する事によって得られることの多さ(栄養・時間のゆとり・密のスーパーへ買い物に行かなくて良い安全・安心など)には、実際に活用の経験をしないと分からないのかもしれません。

偏見や経験の無い事への勝手な思い込みは、回りまわって自身の首を絞めることになりますので、気を付けなければならないと思います。

このサイトでは、そのようなことが無いように、出来るだけ丁寧に真実を伝えたいと思います。

 

他の冷凍弁当・様々なお取り寄せ・デリバリー情報は、donburiteiのTOPページをご覧ください。

家で作るタピオカミルクティー等お茶情報、プロテイン等置き換え食やダイエット情報、ウオーターサーバー等水に関する情報は、こちらへ➡olive-t.net

なおこのサイトは、お茶飲料や食の分野で約20年開発に関わっている筆者が、毎日のように宅配食を頂きながら、サービスをご紹介しています。